エンパスとは何か
エンパスとは、
人の感情や場の空気を強く感じ取る感覚を持つ人を指す言葉です。
例えば
- 相手の気持ちがすぐ分かる
- 場の雰囲気に影響されやすい
- 人の感情を自分のことのように感じる
といった感覚を持つ人がいます。
このような特性を持つ人は
エンパス気質と呼ばれることがあります。
エンパスとHSPの違い
エンパスは、心理学の正式な診断名ではありません。
一方で、HSPは
心理学者
Elaine N. Aron
博士によって提唱された研究概念です。
そのため
エンパス=HSP
というわけではありません。
しかし
HSPの中には
共感センサーが特に強い人
がいます。
そのような人が
エンパスと呼ばれることがあります。
エンパスの特徴
エンパスの人には、次のような特徴が見られることがあります。
- 人の気持ちを強く感じ取る
- 空気の変化に敏感
- 相手の感情に影響されやすい
- 人混みで疲れやすい
- 表情や声の変化に気づきやすい
これは
共感力の高さ
とも言えます。
共感とミラーニューロン
人の感情を感じ取る感覚には、
脳の働きが関係していると考えられています。
その一つが
ミラーニューロン
と呼ばれる神経細胞です。
ミラーニューロンは
- 他人の行動を見る
- 他人の感情を見る
と、自分の脳でも
同じような反応が起こる神経の仕組みです。
例えば
- 誰かが痛そうにしていると自分も痛い気がする
- 人が笑うと自分も笑ってしまう
こうした反応にも
ミラーニューロンが関係していると考えられています。
共感力が高い人は
- 表情
- 声のトーン
- 空気の変化
などを敏感に感じ取るため、
相手の感情が
自分の感覚のように感じられること
があります。
なぜ疲れてしまうのか
エンパスの人は
- 人の感情
- 空間の空気
- 周囲の緊張
などを強く受け取ります。
そのため
- 人と会うと疲れる
- 空気の重い場所が苦手
- 人混みで消耗する
と感じることがあります。
これは
神経のセンサーが強く働いている状態
とも言えます。
エンパスは弱さではない
エンパスの特性は
決して弱さではありません。
むしろ
- 共感力
- 思いやり
- 人の気持ちを理解する力
といった能力でもあります。
ただし
その感覚を
うまく扱う方法を知らないと
神経が疲れてしまうこと
があります。
次に知っておきたいこと
繊細な人が疲れてしまう理由には
神経の仕組みがあります。
次のページでは
なぜ繊細な人は疲れるのか
について解説します。